一般社団法人 メディホープかながわ

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副作用評価研修を実施しました

 

先日、2年目の薬剤師を対象に『副作用評価研修』を実施しました。

 

この研修では『副作用モニター活動』についての意義や流れについての講義の後、
各自が用意した副作用の聞き取り内容を、民医連の専用フォーマットに入力するまで行いました。

 

 

 

 

副作用モニタリングと民医連の取り組み

 

メディホープかながわが加盟している民医連では、同じく加盟している全国の薬局・病院から副作用情報を集積・分析しています。

 

患者さんからの訴えが副作用であるかどうかは、単一の医療機関だけでは、なかなか判断がつきません。

 

ですが、民医連はその全国規模の組織を活かして情報を収集する事により、独自の分析が可能となっています。

 

また、必要に応じて各薬局や病院、製薬会社などに情報を提供しています。

 

 

民医連が毎月2~3回発行している「民医連新聞」にも、毎号「副作用モニター報告」が掲載されていて、副作用モニタリングの成果を見る事ができます。

  2017/7/17発行 16748号より
(クリックで拡大できます)

メディホープかながわでも「新薬・副作用調査委員会」を設置しており、各薬局から報告された副作用情報のチェックや、報告の推進をしています。

 

 

受講者の皆さんには、この研修を通じて学んだ事を活かして頂き、それぞれの職場からの積極的な副作用報告を期待しています。

 

 

文責・平野賢治 (薬学生・教育担当)